オリジナルの無線LANをFPGAで作ろう 19ページ目


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1-受信FPGAのファーム作成-入出力ピンを設ける
送信側のデバッグで途切れていた受信ファームの作成の続きを進めていきます。
受信側ファームは14ページ目でほぼ完成していました。14ページ目の状態に入出力ピンを配置します。
 入力ピン:XCK,ADC[15..0],
 出力ピン:AD_CLK,SCK,BCK,DATA,LRCK,CS,DFS,DCS
を回路図に配置してください。



なお、入出力ピンを配置する手順は、7ページ目をご覧下さい。

出力ピン:CS,DFS,DCSはADCのモード設定ピンです。CS,DFSにVCCを、DCSにGNDを繋ぐと、ADCは2の補数、CMOSパラレル出力モードで動作します。
ADCはADC1610を使います。モード設定については、メーカサイトからダウンロードできるデータシートに記載されています。

入出力ピンの配置が終わったら、コンパイルを実行して、コンパイルが通ることを確認します。


2-受信FPGAのファーム作成-入出力ピンのピン番号アサイン
受信側のFPGAを含めた全体の回路図をこちらからダウンロードしてください。
メインのFPGAの他に10MHz帯の信号を取り込む高速ADコンバータ、オーディオ信号を出力する低速DAコンバータで構成されています。
その他に各部に電源を供給する電源部があります。

回路図に沿ってピン番号を入力していきます。ピン番号の入力の手順は、9ページ目をご覧下さい。
altera*以外のピンのI/O standardを3.3V-CMOSに変更することも忘れずしておいてください。



ピン番号の入力が終わったら、もう一度コンパイルしてコンパイルが通ることを確認してください。


2015年3月24日 記
20ページ目に続く

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